"ミカン" に関するエピソード

「一番おいしかった食べ物」

24歳 女性のストーリー
小さいころから果物が好きでよくいちごやりんご、ミカンなどを食べていました。
しかし、ある夏に祖父母の家に遊びに行った際に出された果物が今まで食べたてきた果物の中で飛びぬけておいしかったものがあります。
それは「マンゴスチン」、果物の世界では果物の女王の異名を持っている。
可食部は、種の周りを覆っている白い部分でミカンのような形である、その甘さはさわやかな酸味をとのハーモニーで、いちごなど比べ物にならないほどのおいしさだった。
いくらでも食べられる、と思ったが、原産国は東南アジアや南アジアで熱帯果実の栽培ができる沖縄でも栽培に成功していない品種。
様々な店に足を運んだが、どこも夏にほんの一部しか販売されておらずお目にかかれたら奇跡というほどだった。
いまでも、あの味は忘れられず、見つけた場合は購入してひと時の贅沢を味わっている。

「おじいちゃん、おばあちゃんとの思い出」

61歳 男性のストーリー
おばあちゃんとの思い出は,おばあちゃんは一人暮らしをしており,ミカン畑の手入れに良く畑に行き,その合間に料理・おやつを作ってくれていました。
この季節になると,サツマイモを掘り,収穫してそれを利用して,電気釜でご飯を炊くときにサツマイモを一緒に入れて,炊くと柔らかく焼き芋とは,又違うホンワカしたおいしがありました。
今では,家庭では殆ど作らない,おやつを農作物で取れる,小豆,イチジク,柿等身近に有る物を利用して,作って貰った思い出が沢山あります。時に家庭で作るおやつの中で,昔食べた事の有るおやつを見ると,おばあちゃんが作ってくれた事を懐かしく思いだしています。
今懐かしい,おやつを家族で食べると,子供たちが,又何年後かに思い出して懐かしんでくれると思います。
家庭の味は,こうして代々続くものだともおもいました。
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