"通信制" に関するエピソード

「もっとも尊敬する人」

22歳 女性のストーリー
高校時代の国語の先生を尊敬しています。
私は福祉の国家資格を取得するために通信制の大学に通っています。
その頃、どうしても文学の単位が取れず、母校に行き国語の先生にアドバイスやポイントを教えていただいていました。
ある時、なぜ資格を取りたいのかという話をしていたとき、先生がこうおっしゃいました。
「私は教員免許を取るのが嫌だった。もちろん、学校の先生にはなりたかったんだけどね。」
資格を持つということはその分責任が大きく付きまとう、教員になって子どもたちを指導することは子どもたちの人生の過程を背負っているということだから、
私は怖かった、と。
その話を聞き、当時の私は資格を取ることを目標にし、仕事が有利になることしか考えていませんでした。
もちろんそれも重要ですが、そこまでの責任が実際に伴うことまでは考えてられていませんでした。
その後、先生と私はあまり連絡することは無くなってしまいましたが、今でも先生のお言葉を胸に常に資格を持つことと責任、
対人に対しての仕事の在り方を考えるようになりました。

「人を見返してやった話」

26歳 女性のストーリー
幼稚園教諭の仕事を始めてすぐ、知識の欠如を感じて働きながら通信制の学校で学び、保育士の資格を取りました。進路相談の際には、担任の先生に仕事との両立は厳しく、成功した人はあまりいないということを言われ、おすすめしないということを言われて来ましたが、自分の意思を貫き、目標達成することができたことで、先生の考えを打ち砕くことができてました。報告をした際に、先生も喜んでくれており、まさか本当に最後までやりとげるとは思っていなかったと言っていました。それなりに大変な思いはしたのですが、その場では少しかっこつけて、計画通りにできましたと、自慢げにいってしまいました。それから私と関わる時の態度が少しかわり、認めてくれているきがします。
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