"学級会" に関するエピソード

「忘れられない先生の話」

33歳 女性のストーリー
小学校2~5年までの校長先生。今思えばとても面白い先生でした。とにかく色々な企画をしてくださる先生で、「校長先生と行う親子料理教室」「校長先生と行く魚釣り」「校長先生の夏休みプール教室(夏休みの午後に開放されるものと別で午前中に開かれていた)」「校長先生と行う工作教室」などなど、本当にたくさんのたのしい企画を考えてくださっていました。
中でも一番インパクトがあったのが冬季にグラウンドが使えない時期、業間体育の時間に何のレクを行なうかの学級会をしていた時に丁度教室を見回り中だった校長先生が学級会の議題を把握して『はーい!!ボク(校長先生)は新聞を丸めたものを雪玉として、室内でもやれる[室内雪合戦]がいいと思いまーす!!』と元気よく提案したことです。
満場一致で賛成で、その日以降業間体育の時間に何度も室内雪合戦を行ないました。

例えるなら「窓際のトットちゃん」に出てくる校長先生に近い方だったという印象です。

「一番ひどい友達からの裏切り」

61歳 女性のストーリー
私が中学生2年生の時のことです。私は、まじめで口数が少なく、目立たない女の子でした。そういう子はいじめられやすいですよね。私の場合はひどいいじめではなかったけれど、友達に適当に扱われ、うらぎられました。
私は、活発なAさんと小学生の時から友達でした。おしゃべりなAさんは、話を聞いてもらえる私を重宝にしていたし、私も楽しかったです。そのAさんが学級委員に他の子から推薦されたのです。Aさんは面倒な仕事をしたくなかったので、私を推薦したと思いましたが、引き受けました。しかし、隣のクラスの子がうるさいから注意してこいとか、学級会の進行が悪いとか、いいアイディアを出せとか、無理難題を押しつけ、困る私を面白がるようになりました。そして、数か月後に、Aさんは、学級委員が無能なので、私がやりますと言い出したのです。私は悲しかったけれど、やめたいと言い、交代しました。Aさんは自分の有能さを示すためにしてきたことだったのです。私は裏切りに気付き、そっと離れてますます目立たない中学校生活を送りました。
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