"ドライフード" に関するエピソード

「奇跡だと思った話」

36歳 女性のストーリー
私は猫を飼っていました。
雨に濡れた小さな鍵尻尾の子猫でした。
模様は鯖模様。サバトラ猫です。女の子でした。
成猫になり10年が経ちました。

保護した後に避妊手術もしていたせいか、
骨格は小さいもものの、お腹を床に擦りながら歩き、まるまると肥えて、元気にしていていたのに、12歳を迎えた頃
食べても食べても痩せていくようになりました。
「甲状腺亢進症」も疑いましたが、
まずは動物病院に連れて行きました。
「がん」だから、「諦めた方がいいです」
と獣医さんが言いました。

私は納得がいきませんでした。
私は仕事を休む決心をし、
動物病院で病院食を沢山仕入れました。
病院食である高カロリーの缶詰を4時間置きに、シリンジで与え続ける毎日です。
時には与えすぎて噴水のように吐かせることもあり、自分を責めました。
お水も消毒済みのシリンジでたっぷり与え続ける日々でした。
愛おしい猫のお腹が膨らみ、すやすや眠る姿に癒され、励まされました。

闘病生活を始めて1ヶ月が経った頃、我が子に変化が起こりました。
鳴くのです。
寂しい時、お腹空いた時、寒い時。

「がん」宣告をされた我が子は正直2キロもなかったのです。
健康な猫は3キロ前後が標準体重ですが、闘病生活の末、自らドライフードを食べ、水を飲み3.2キロにまで肥えました。
まるまるとした目も生気を取り戻し、
生き生きと活発にかぎしっぽを揺らしながら、擦り寄って甘えるようになりました。

これは我が子の生命力と奇跡だったのだと思います。15歳で虹の橋へ行きました。



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